1.編組竹製品技術資料集発刊事業
「応用技術編」
菅原 弘美.豊田 修身.阿部 優
吉岡 誠司.佐藤幸志郎
2.2平面から立体への加工技術
基本編組の中から選んだ編組について、平
面から立体に移る工程を5∼9工程の範囲内
でまとめ、1工程毎を写真で掲載するととも
に、それぞれの.]二程について加工方法及び留
意点等の解説を加えた。
また、基本編組の中には同じ編組で数種類
の形(三角、四角、六角)に加工できる編組
もあり、それも含めて掲載した。
2.3緑巻き加工技術
縁巻き加工技術については、わかり易いよ
うにイラストで2∼3工程にまとめ、それぞ
れの工程について注意点等の解説を加えた。
なお、縁巻きを行う前段の処‡ 堅加工技術に
ついても基本的な処理方法を選んで掲載した。
2.4藤巻き加工技術
縁巻き加工技術と同様に2∼3工程をイラ
ストでまとめ、それぞれの工程について解説
を加えた。
2.5手9柄の加工技術
手の加工技術については、一般的に利用さ
れている技法と特殊な製品に使われている技
法とに分け、前者を2∼3工程でイラストと
解説でまとめ、後者を参考として写真と解説
で掲載した。
2.6関連加工技術
関連加工技術については、当所の研究成果
の中から竹の加工技術以外に地場産業に関連
ある竹材の諸性質、構造、竹材の加工、油抜 1.目 的
当所に於て蓄積してきた竹工芸全般に渡る
研究成果を分類、整理し、その技術・技法を
的確に残すとともに、広く地場竹産業界に伝
え、デザイン開発や新商品開発の参考となり、
さらに産地の基盤づくりに役立てる専を目的
として、平成2年度に発刊した竹編組技術資
料集「基礎技術編」に引き続き「応用技術編」
を発刊する事とした。
2.内 容
本事業を進めるにあたり、資料集の掲載内
容並びに構成について企画をした。
2.1調査・計画
応用加工技術の選定については、地場での
生産品目とその加工技術の調査を実施すると
ともに、日本工芸技術協会の竹編組デザイン
資料集を参考にして、応用技術として実践的
に活用できる各種加工技術を選定し、実施計
画書を作成した。地場竹製品製造業界等から
選任した編集委員との編集会議を開催して、
計画書の内容について検討を進めた。
協議の結果、「応用技術編」として平面か
ら立体への加工技術38種、縁前処理技術4種、
縁巻き加工技術17種、膝巻き加工技術27種、
手。柄の加工技術7種の他、関連加工技術と
して9項目について写真とイラスト並びに解
説を加え掲載し、充実した使い易い資料集を
作成することを決定した。
き、染色、塗装、竹材の保存等について、写
真と図・表でまとめ、それぞれについて解説
を加え掲載した。
また、昭和44年度から平成3年度までに当
所が研究開発した試作品を掲載した。
区=.手・柄の加工」二程例
3.効 果
現在、竹産業に従事している人は別府地区
に集中しているが、県卜でも広く竹工芸に係
わっており、地域に於て衰退しつつある技術
の復興と保存をめざしている。
表仁 効果対象蓑
図1.縁巻き加⊥⊥程例
項 目 対 象 用 途
竹産業界・
デザイ ン デザイン関
指導 品開発及び異分野への
係団体 竹材の導入。
後継者 中堅技術者 研修資料・自習書
育成 養成
高等技術専 技術教育 門校。社会福
祉センターー
発明教室・ グループや偶人が学習
啓 蒙 カルチャー を行う場合の教科書・ スクール 自習吾。
竹、工技純の向上と新製
・
技術継承 ■竹脚億菜芋
生涯教育
一村 一工芸 地域興し摩貰芸遺棄憲
技術指導 別府竹協・ 別府クラフト
外
図2,縁前処理工程例
図3.藤巻き加工工程例